おにぎりが盛んな三重を訪ねて
今回の目的地は、滋賀のお隣り三重県。
実は、びわ湖は、その昔ちょうど三重の辺りにあり、約四〇〇〇万年をかけて現在の場所までやってきて、今でも年に数センチ北へと動いているそうですよ。そんなゆかりの深い三重県に車を走らせました。
三重県桑名市へ
さて、まず我々は三重県桑名市に車を走らせました。三重は、天むすや、野沢菜でおにぎりを巻いた、元祖保存食の「めはり寿司」の発祥など、おにぎりの文化が根付いている土地柄。
【店舗情報】「うま天」
伊勢湾岸自動車道上り
「湾岸長島」パーキングエリア
美味しい具材との出会いが期待できそうです。
中でも桑名市の「しぐれ肉巻きおにぎり」は、市のソウルフードらしいです。肉巻きおにぎりは、宮崎県が有名ですが、「しぐれ」がついているところが桑名オリジナル。というのも「しぐれ煮」は桑名市が発祥の地なんだそうです。しぐれ煮を炊き込んだおにぎりをカリっと焼いた豚肉で包んだ肉巻きおにぎりを頂きました。
▶︎桑名市の「しぐれ肉巻きおにぎり」
【店舗情報】むすぎ舎
三重県桑名市中央町1丁目67
次に訪れたのは、おなじく桑名市の「おにぎり舎」さん。
牛肉しぐれにうなぎにワカメなどオリジナルの具材がたくさんありました。
モーニングセントやランチセットがあり、お味噌汁やおうどん、そばと一緒に頂けます。
つづいて、同じく柳川にあるマルホショップさんを訪れました。
一面ガラス張りのおしゃれな美容室と見まがう建物。こちらは海苔メーカー株式会社マルホさんが運営する「一番積み海苔専門店」。店内すみずみまで海苔、のり、ノリノリで圧倒されます。ここではジュエリーのようにラッピングされた海苔のつくだ煮をゲットしました。
【店舗情報】桃太郎
おにぎりの桃太郎で検索
四日市を中心に十数店舗
三重県四日市名物「とんてき」
そして、今回、三重に来たのは、この三重名物をなんとかおにぎりに活かせないかと思ったからでもあります。それは、三重県四日市名物「とんてき」。トンテキ専門店として有名な「まつもとの来来憲」さんにお邪魔しました。
お昼前なのにすでに行列で二十分待ち。店内には名だたるグルメレポーターのサインが所せましと並んでいました。
そして、ようやくテーブルに案内されて出てきたのはじゃーん。
大とんてき!
大きくて柔らかい豚肩ロースと丸ごとのにんにくを、秘伝のソースでしっかりと焼き上げています。その大きさと形から「グローブ」とも呼ばれているそうです。
たしかに…。
【店舗情報】まつもとの来来憲
三重県四日市市松本2丁目7-24
長く地元で愛されているお店なんですね。お店の方の温かさも心地よかったです。
三重のおにぎりの旅、今回もお腹はパンパンになりましたが、新作のアイデアもてんこもり頂きました。新しいおにぎりを求めての旅はまだまだ続きます。
※取材は、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などが発令する前におこなったものです。